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2012
06.20

赤橋(長浜大橋) 愛媛県大洲市長浜町

Category: 観光・施設

愛媛県大洲市長浜町で中心部を流れる肱川に長浜大橋が架かっているが、地元ではこの橋を「赤橋」と呼んでいる。(全長226m。幅5.5m、7径間で構成)

 この橋は1935(昭和10)年に完成したもので、長浜町は、上流から筏流しや川船で木材や木蝋などの特産品が運ばれて港町として発展したところで、橋は船を通過させる必要があることから中央部を跳ね上げる「バスキュール式可動橋」として建設され、日本で現存する道路開閉橋としては最古の橋である。

 今回、肱川河川改修で護岸を整備(護岸嵩上げ及び川幅拡幅)するため、赤橋の右岸側137.5mを撤去して中央部を切断し鉄骨を6.3m継ぎ足し43.8mの桁に作り変えて護岸側を65cm高く設置する工事をし、5月末に元あった場所に取り付けたものである。

 

 しっかり固定。  6.3m長くなった。
赤橋01   赤橋02 
 

 はずして作業中の桁。5月中旬の写真。

赤橋03   赤橋04
 
  617日の状況。   もうすぐ車が通行できるとか。

赤橋05  赤橋06
  
  コンクリートの新しい部分が継ぎ足したところ。

赤橋07  赤橋08 

  よく見ると鉄骨や塗装が新しい。昭和10年頃と同じに作ってある。

赤橋09  赤橋10
  
 約54tの可動桁をスムーズに動かすために、橋の上に約82tの「カウンターウェイト」が付いている。13時になると「森の音楽家」の音楽で橋が上がり始めた。

赤橋11   赤橋12

 毎週日曜日の午後1時に観光や保守点検も兼ねて上げている。ぜひ一見の価値がある。

赤橋13   赤橋14
赤橋15   赤橋16 

 左岸側。こちら側も護岸側を65cm嵩上げする予定であるが、10月頃以降のようである。

赤橋17   赤橋18

 工事完了時にもとあったように取り付けるよう近くで保管。

赤橋19   赤橋20 

  参考 建設当時の写真。それまでの交通は渡し船だったようである。
末永22  末永21

  現在、河川改修工事が進んでいるため、行くたびに周りの景色が変わっている。赤橋はいつ来ても心が落ち着く。橋の鉄骨には第二次大戦中に被弾した米軍グラマン機の機銃掃射の貫通痕が今だに残っている。長い歴史をずっと見守ってきている橋である。この橋は、平成10年に文化庁の登録有形文化財に登録を、平成20年には経済産業省の近代化産業遺産に認定されている。

 
 この赤橋は大洲市が設置している「肱川あらし展望公園ライブカメラ」で常に見ることが出来ます。

http://www.city.ozu.ehime.jp/sightseeing/live_hijikawaarashi.html

ぜひご覧ください。

by  「ひとりしずか」 でした。




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