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2014
02.20

鯨塚 四国西予ジオパーク 西予市明浜町

愛媛県には8つの鯨塚(くじらづか) [伊予市(湊町)、伊方町(旧瀬戸町三机須賀の浜)、西予市(旧明浜町(俵津、、高山、宮野浦)、宇和島市(遊子美知島)、愛南町(旧西海町内泊2ヶ所))がある。

 西予市明浜町にある3つの鯨塚を紹介します。

1楠ノ浦(くすのうら)の鯨塚

 西予市宇和町伊賀上地内の国道56号法花津トンネル手前を県道45号宇和明浜線に右折。

 桜で有名な野福峠(野福トンネル)を越えて俵津の交差点を右折し国道378号を進む。

 「渡江トンネル」の手前を左折し旧道を400メートル進むと緩い右カーブの左側に祠がある。


鯨塚01 鯨塚02  

 これは明浜町俵津湾で明治3年(1870)に捕獲した鯨の塚だと言われています。

 祠の前には新しいシキミが祀られており地元の方に大切に守られていることがわかる。

 扉には鍵はなく開けて中を見ると石柱に「嗚呼大鱗鯨子墓」「明治三午年組中建立」と刻んである。

鯨塚03    鯨塚04
鯨塚05 

 この鯨塚は、以前は波打ち際に建っていて網舟の綱取りに使われていたらしく根元から折れて放置されていたのを昭和48年に復元し、昭和56年に現在地に移転されたとのこと。

 旧道を引き返して国道378号に戻り、渡江トンネルを通って高山に向かう。途中「タコヤキ島」を見る。

   鯨塚06    鯨塚07

2
碆ノ手(はやのて)の鯨塚

 高山の手前のシーサイドサンパークがある大早津海水浴場を回り込んだ右カーブの突き出た岩山に鯨塚がある。以前はカーブを回った左側の道路横海岸にあったが、道路工事の関係なのか手前の岩山に移動している。

鯨塚08 鯨塚09 鯨塚10 鯨塚11
   鯨塚12    鯨塚13 鯨塚14    鯨塚15
     鯨塚16      鯨塚17
釣り場から見る設置場所。               シーサイドサンパークや温泉が正面に見える。
鯨塚18 鯨塚19

 この石碑は、天保8(1837)、飢饉の時に大きな鯨がこの海岸に打ち上げられ、この鯨のおかげで多くの村民が餓死を免れることが出来た。村人は感謝して墓を建立するがその墓に「鱗王院殿法界全果大居士」という戒名が刻まれた。その戒名は院殿号で院号より上位で号に大居士とあることから当時の藩主と同じ扱いとのこと。また、この文字は当時の「宇和島藩第7代藩主伊達宗紀(むねただ)」の筆によるという。城主の宗紀公の戒名は「霊雲院殿前宇和島城主春山宗紀大居士」というそうで、この鯨は殿様と同じ位の扱いである。それほどこの飢饉の時に鯨が現われたことは大変感謝する出来事だったのだろう。

 ここの祠の戸は鍵がかかっている。

3子持ち岩の鯨塚

高山を通り過ぎて県道宇和高山線との分岐を少し過ぎたところに左側に岩が見える。
鯨塚20 鯨塚21 鯨塚22    鯨塚23
   鯨塚24    鯨塚25

 この岩を子持ち岩と言ってこの海側に鯨塚がある。この石碑には「吊大魚之霊」と刻まれている。「吊「は「弔う」の俗字とのこと。明治
40(1907)に宮野浦港に体長10メートルほどの鯨が迷い込み捕獲した。その後この鯨を哀れんで石碑を建てたが、はじめは海中の岩礁上に建っていたが、埋立の際に移築し3度の移転後今の位置に落ち着いたとのこと。

 西予市明浜町には3基の鯨塚があってそれぞれが西予市の有形民俗文化財に指定されています。
 西予市は、①地質の多様性、②地形と生態系の多様性、③ジオの恵みが生み出す人の暮らしと多様性が特徴である「四国西予ジオパーク」の認定を受けています。
 西予市に来ていろいろな自然・暮らし・伝統文化に触れてみてはいかがでしょうか。


by 「ひとりしずか」 でした。


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コメント
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dot 2014.05.27 06:13 | 編集
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dot 2016.03.23 15:19 | 編集
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