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2014
02.24

河童の狛犬:若宮神社 四国西予ジオパーク 西予市明浜町

Category: その他

西予市明浜町高山に 「 若宮神社 」 があります。

ここは、河童の狛犬の神社として有名で、河童の狛犬は全国でも3カ所(岩手県遠野市「常堅寺」、長崎県長崎市「諏訪神社」)しかありません。

 ここに西予市宇和町から明浜町俵津経由で車で行く場合は、明浜町高山の西予市明浜総合支所の手前の国道378号沿いの伊予銀行高山支店近くに公園があり、そこには大きな「賀茂神社の常夜燈」(西予市指定有形文化財)があるのですぐわかります。

若宮神社01 若宮神社04
          若宮神社02        若宮神社03

 賀茂神社はすぐ横に見えますが、「若宮神社」は、その公園横の川沿いを200メートルほど上がって、「地震・津波海抜2.5m」の看板の家の前の路地を右に進むと「若宮神社」が見えます。
若宮神社05    若宮神社06  
若宮神社07

 拝殿の両側に河童の狛犬(石像)があり、向かって左側は鯛を抱え、このような狛犬は全国でもここだけとのこと。右側は右手が長く下部は波の模様がある。阿吽の影響か左側は口を閉じ、右側は開いている。地元では「エンコ様」と呼んでいる。

 若宮神社08
    若宮神社09    若宮神社10  
若宮神社11 若宮神社12

 神社に向かって左横には大松の幹が保管されており、これは、高山にあった「高山堂山城」の城主「宇都宮修理太夫正綱公(うつのみやしゅりだゆうまさつなこう)」が、宇和島藩と土佐長宗我部軍との合戦で援護に参戦し、1579年に宇和島市三間町務田で討死し、ここの大松の下に埋められたとのこと。この大松も昭和39年に枯れ、その輪切り状になった樹がある。

若宮神社13 若宮神社14若宮神社15  

 なぜここに河童の狛犬があるのか?

 1 昔、正綱公がお城に帰る途中に何者かが体にしがみついて邪魔をした。

 2 正綱公は河童のいたずらと気が付き捕まえたが罰を与えずに許して解放した。

 3 その後、屋敷の門前に鯛が置かれるようになった。

 4 家来が鯛をかけられるよう鹿の角を門に吊したら鯛は置かれなくなった。(河童は鹿の角が怖いようだ。)

 5 正綱公が亡くなってから河童の鳴き声が続いた。

 6 大松の元に祠を建てて祀るようにした。

 7 明治の頃には木造の河童が一対奉納されていた。

 8 拝殿は明治12年に南向きから城跡が見える西向きに改築した。

 9 明治14年に木造の河童の形のまま石造りにしたのが現在の「狛がっぱ」

 

 この伝説は、300年昔に記された「宇和旧記」にも載っているとか。正綱公の温情と河童の恩返しの物語である。

 

 西予市は、①地質の多様性、②地形と生態系の多様性、③ジオの恵みが生み出す人の暮らしと多様性が特徴である「四国西予ジオパーク」の認定を受けています。西予市に来ていろいろな自然・暮らし・伝統文化に触れてみてはいかがでしょうか。

 

by 「ひとりしずか」 でした。



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