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2012
11.12

亥の子(いのこ) ~西予市宇和町~

11月10日土曜日に行われた「亥の子」を紹介します。
「亥の子」は、旧暦の10月亥の日に行われ、
「亥の子祭り」、「亥の子の祝い」、「亥猪(げんちょ)」等と呼ばれます。

CIMG2238.jpg   CIMG2239.jpg
(亥の子石;12本のロープがついています) 

”稲の収穫祭”として”亥の子の神”を祀る、西日本に多くみられる行事で、猪の多産にあやかり、新穀でついた亥の子餅を食べて、無病と子孫繁栄を祈願するものです。(皮肉にも、昨今、猪は農作物を食い荒らす厄介者として扱われていますが...)
歴史を紐解くと、もともとは中国から伝わり、平安時代から行われていたと言われています。江戸時代に入ると、「亥の子の日」に”炉”や”火鉢”を出し始める習慣があったとされています。(そういえば、私の田舎でも「亥の子」に合わせて炬燵を出していたような記憶が...)

旧暦の10月「亥の日」は、2回ないし3回ありますが、私の田舎では1回だけ「最初の亥の日」に、今住んでいる地区では「亥の日」の数だけ「亥の子」が行われています。

「亥の子」のつきかた、こんな感じです。

CIMG2243.jpg  (約70人の子供たちが参加)

石につけられたロープを持ち、歌いながら、石を空中に上げたり、地面に叩きつけたりする動作を繰り返します。
石の代わりに、藁を使う所もあるようです。

CIMG2244.jpg   CIMG2248.jpg
(家々を回る前に、集会所前で練習)

使う物が違うように、歌も地域によって異なるようです。
今住んでいる所では、次のように歌います。

「亥の子つき歌」
祝いましょう 祝いましょう
お大黒様は

一に 俵ふんまえて
二で にっこり笑うて
三で 酒作って
四つ 世の中良いように
五つ いつものごとくに
六つ 無病息災に
七つ 何事ないように
八つ 屋敷をつき広め
九つ 小倉をつき建てて
十で ところがおさまった おさまった
フンエー フンエー 

お小遣いがもらえるので、子供達は結構遅くまで頑張って家々を回ります。

CIMG2259.jpg   CIMG2260.jpg

遅くまで頑張った子供たち「おつかれさん」
一緒に家々を回った保護者の方、「ご苦労様でした」
今年は、あと1回頑張ってください。

こうした伝統行事を何とか後世へと残したいものです。


by JINでした。


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コメント
宇和町卯之町の中心部の出身。自分の頃は、
「十でとうとうおさまった。よーいよーい、よいやさー」
でしたね。 ちなみに40代です。 時代によって変わるのかな。 自分の代には私が主催を担当しましたが、こういうものは「誰かが仕切って教えて」ってやってないので、変化して行くんですよね。
dot 2016.10.13 20:43 | 編集
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