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2012
12.20

和ろうそく : 愛媛県内子町

Category: 観光・施設

愛媛県内子町に日本でも数少ない「和ろうそく」を作っている人がいる。大森太郎 さん。大森和蝋燭屋6代目で えひめ伝統工芸士 に認定されている。

現在のローソクのほとんどは原油を分留して作ったパラフィン系の石油ワックスから作られているが、ひと昔までは石油がないため、明かりは菜種油に綿の芯を入れて明かりを灯す行灯(あんどん)や提灯(ちょうちん)に蝋燭(和ろうそく:ハゼの実から作る木蝋)を灯すしかなく、当時、和ろうそくは照明道具として大変貴重な存在であった。(停電になればローソクのありがたさがよく分かる。)

もともと内子町は木蝋の生産で栄えたところで、内子の木蝋の歴史を知るには「内子町木蝋資料館(上芳我邸)」を見ていただくことをお勧めする。(観光ガイドが、「内子町はろうそくで栄えた」と観光客に説明しているのを聞くが、「木蝋の生産で栄えた」というのが正しい。内子に来れば入場料を惜しまずに上芳我邸に入って木蝋資料館を見てほしい。)

内子の和ろうそくは200年の伝統を守り続けているとのこと。

和ろうそくを作るには

①芯作り
   竹串に和紙と灯芯草(イグサの芯部分)を巻きつけて繭から作った真綿を巻いて和ろうそくの芯を作る。

②生掛け(きがけ)
   ハゼの木の実をつぶして蒸し圧搾して採取した木蝋を40℃~45℃ぐらいに溶かす。それを素手ですくい上げて芯を転がしながらすりつけ乾かしを何回も繰り返して大きくして行く。バームクーヘンと同じ。

③ツヤ出し
   最後に50℃ぐらいの温度に溶かした蝋をすりつけて表面を滑らかにしツヤをだす。ウグイス色になる。

 

伊予銀行内子支店から少し上がったところにある大森和蝋燭屋。 

ろうそく01 ろうそく02  

生掛けは午前中に終わっていた。見学は午前中がいい。7代目がツヤ出し。

ろうそく03 ろうそく04 
 

ろうそくの芯作りの説明をしてもらった。

ろうそく05 ろうそく06  

芯の材料。                        製品。

ろうそく07 ろうそく08  

5匁がよく売れるとのこと。

ろうそく09 ろうそく10  
ろうそく11 ろうそく12

えひめ伝統工芸士認定証。    和ろうそくの説明。

ろうそく13 ろうそく14  

和ろうそくの灯りは大きくて温かい味わいがあり、ススが少なく蝋がたれない。和ろうそくの灯りでゆっくり時間を過ごしてはいかがでしょうか。内子町にぜひおいでください。

 

by 「ひとりしずか」 でした。

 


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