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2013
10.21

雨包山(1,111m)愛媛県西予市

Category: 観光・施設

愛媛県西予市城川町野井川と高知県との境にある標高 1,111mとゾロ目になっている 雨包山 がある。

雨包山の“雨”は、元元は“海士”で、昔、八幡浜の海底から海士の手によって山頂に奉還された「恵美須様」を祀ったことに由来しているという。

 

ここに行くには、鹿野川湖沿いの国道197号を城川に進み、野村町と城川町の境の辰の口橋から県道大茅辰ノ口線を野井川に向かって走る。


雨包山26
途中にある岩。
雨包山27
竜泉の集落を過ぎたところに看板があって雨包林道に左折する。ここから7㎞。
雨包山28
雨包山29
案内板が整備されている。
雨包山30
1.8km走ると右手に「樽の滝」がある。ここには休憩所やトイレもある。
雨包山31
雨包山32
雨包山33
雨包山34
案内板に従って先に進む。
雨包山35
大規模林道の標識。帰りに行くがひどい目にあう。
雨包山36
雨包山37
登山道入り口。トイレもある。車道を進む。
雨包山38
雨包山39
舗装が切れて二股の分岐になり、直進すると恵比須神社。
雨包山40
恵比寿神社は車道に面し、真新しい鳥居や、並んで2本のスギが同じく鳥居のように立っている。
雨包山41
雨包山01 

この神社は、宝徳年間(約600年前) 西宇和島郡川之石に雨井の浦という村があった。あるとき、沖合いの海面が明るく光って水しぶきをあげているのを漁師たちが見つけたが、それからは不漁が続き、誰も恐れて近づいてみようとしなかった。村の若くて優れた海女だけが調べてみることを心に決めたところ、ある日、夢枕に事代主命(ことしろぬしのみこと)が現れ、「海の底で苦しんでいるので、どうかこの浦を見渡せる高い山へ連れて行ってくれ。そうすれば元のように漁もできるようになる」と告げた。明くる朝、夢のお告げに従って明るくなっている海底を探すと、一寸ほどの金の恵比寿像があった。そこで海女は高い山を探すために、幾つもの山を登り下りして、伊予の地を通り、その先に祀るのに相応しい海の見える山を見つけた。 海女がこの山の頂き近くの木の枝に金の像の包みを懸けて山を下っていくと、恵比寿が山頂付近の岩の上に立ち、海女を恋しそうに見送っていたと言う。 包みを懸けた木は「つつみかけの木」と呼ばれていたが今は判らず、この山一帯を「海女包山」と呼ぶようになり、これが「雨包山」と記されるようになった。ちなみに、恵比寿が立っていた岩を「海女恋しの岩」という。この古事は歌になって今に語り継がれてきたという。

また、社の横にある広場には相撲の行われていた土俵場の跡が見える。愛媛高知両県からのたくさんの人々や出店で賑わったという縁日でも、特に奉納相撲は近郷に聞こえが高く、腕に覚えのある力士は遠く浜(喜多郡)からも土俵を踏んだという。そういう縁なのかは分からないが、神社の背後にある石碑には五十崎町などの地名も見える。

今のように自動車も道路もなかった時代にここまで祭りに来ていたということが信じられない。
雨包山02 

引き帰して、さっきに分岐を山頂方向に車を進める。

雨包山03 
登山道の終点。
雨包山04 
ほとんどてっぺんまで自動車で行くことが出来る。山頂直下の開けた場所に展望台、休憩所、トイレなどがある。ウシオニ展望台と名付けられたその場所からは晴天時には海が見える。
雨包山05 
展望台に上がる。20mほど。
雨包山06 
展望台。
雨包山07 
雨包山08 
雨包山09 
景色の案内板は判読不能。
雨包山10 
雨包山11 
雨包山12 
雨包山13 
雨包山14 
遠くに宇和町の大伴山や赤ハゲ山が見える。
雨包山15 
雨包山16 
雨包山17 
ここに車を置いて山頂に向かう。歩いて200mすぐに頂上に到着。雨包山18 

頂上のケルン。

雨包山19 
山頂の登山の記念板。「平成111111111111秒」とある。標高と同じ平成111111日に、地元の小学生たちが登った記念碑。この日全国ネットのテレビで中継された。
雨包山20 
二等三角点。
雨包山21 
休憩所近くの記念碑にあったタイムカプセル。
雨包山22 
帰りに大規模林道との看板を見て向かったが、道は狭くなって分かれ道もあり雑草が生い茂っていて不安になり途中で引き返した。4駆の小さい車がいいかも。
雨包山23 
雨包山24 
雨包山25 

 天気が回復して晴れる予報の時に行ったが、頂上に行くと雨が降った。やはり雨包山か?。天気が良いと三崎半島まで見えて見晴らしが素晴らしい。
 
 保内町川之石の雨衣地区の人は、海で見つかった恵比寿像がここに祀られていることを知っているだろうか。また、こんな山奥の上で、縁日に大勢の人が集まったなんて今では信じられない。昔の人は偉い。

 by「ひとりしずか」 でした。
               
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